リニューアルされたお気に入りのマイ下駄。

自分の下駄は、もう4年以上になりますが、さとううさぶろうにご紹介頂いた、四国の香川県高松市にある老舗草履屋さんの黒田商店のものになります。

イスラエルにも毎年、世界各地も一緒に回り、スペインでは鼻緒が切れて裸足で街を歩き、すでに4年で二度も鼻緒が切れて、その度に黒田商店さんに修理を出しては、丁寧に対応して頂き、ピカピカになりながらも、また一段と味のある下駄に仕上がって手元へ帰ってきます。

昨日は、毎月全国で開催されている黒田商店さんの銀座三越の最終日に来店。

今回はメンテナンスが目的ではなく、妻のプレゼント用の下駄探しです。

ちょうどこの日は、運良く東京に用事があったため、その前に銀座三越に立ち寄ると、1人の男性の職人さんがデパートの展示場の中で一生懸命作業をしていました。


どうやら、その職人さんが黒田商店の店主の黒田さんでありました。

4年もお世話になりながらも、はじめての注文が電話で

「さろううさぶろうさんと同じ下駄を・・・」

と伝えて値段も店主の顔も見ずに買ったので、昨日が初対面となります。

とはいえ、電話だけで注文した一顧客であり、自分のことなど知るはずもありませんので、特にご挨拶もせずに店内をウロウロしながら下駄探しの相談をしました。

「あのー、女性もので小さいサイズの下駄ありますか?」

そうやって黒田さんに聞くと、いくつかSサイズの下駄をご用意くださいました。


手前のテカテカのが、底が低いタイプの下駄。

奥の2つの下駄が、自分と同じ底が高いタイプの下駄。

この底が高いタイプの下駄は、足の裏がフィットする部分が、自分の足の形にかたどられていく下駄であり、この下駄を履いたら、あまりにも履き心地が良くて衝撃を受け、それ以来、春夏秋冬、日本世界を問わず、時には山登りまで付き合わせてしまう愛用の下駄となってしまったものです。

「左側(鼻緒が黒い方)は、バージョンアップした新しいタイプで、もっと柔らかいものになります」

さらに進化した新バージョンが登場したようで、今回のプレゼントは、この新バージョンの茶色の下駄に確定しました。

「ところで、滝沢泰平さんという方をご存知ですか・・・?」

ふと、下駄選びをしていると、店主の黒田さんから思わぬ一言。

「え?それは僕ですね・・・!?」

「やっぱり!そうなんじゃないかなって思って(笑)」

どうやら話を聞くと、よく自分の名前を口に出されるお客様が来店するとのことでした。

確かに、お客様からよく

「その下駄はどこの下駄ですか?」

と聞かれることがあり、そのたびに黒田商店さんをご紹介していました。

なんだかお名前を覚えて頂いたことにとても嬉しくなり、そのまま会話も弾んで、今度は奥様もご紹介いただきました。

黒田商店さんは、下駄の本体を選ぶと、今度は大量にある数々の鼻緒から1つ選んで組み合わせをします。

「こんなに大量にあったら、とてもじゃないけど選べないよー」

そう思っていたら、鼻緒合わせは、奥様がプロ中のプロ。

妻の写真を見せたら、すぐに頭にイメージが浮かび、そのイメージを言葉に出しながら、数ある鼻緒を見て回り、その中から今回は3つの鼻緒を勧めてくれました。


どれもとっても似合っており、最終的にどの鼻緒にしたかは秘密です・・・。

鼻緒は、すべて奥様が世界の素材を探して商品にしているようで、奥様自体も大変素敵な方で、素晴らしいご夫妻であるからこそ、素晴らしいお店であり、素晴らしい下駄が生まれたのだと、とても納得でありました。

「泰平さん、お時間あるなら下駄を調整されていってください」

そうやって無料で下駄の鼻緒を調整してくださり、磨いてきれいに仕上げてもくれました。

その間、店主の黒田さんのお話をいろいろ聞いてました。

「黒田商店は長いのですか?」

「うちは、もう100年になります。祖父の代からやっています」

「100年!?すごいですね。次はお子さんの世代に引き継ぐのですか?」

「そうですね。でも子供たちは継ぎません。小さな頃から好きなことをやりなさいと言っていて、それで本当にそれぞれが好きなことをやっています。引き継ごうと思っているのは、もともとお客さんだった方で、もう8年間、うちに来て修行しています」

「素晴らしいですね!」

思わず、この世代交代の引き継ぎのことを聞いて感嘆してしまいました。

「今、自分の身の回りでも様々な分野で世代交代、技術の継承などが始まっています。ただ、その中で血縁にこだわり、やりたくもない仕事を無理やり引き継ごうとしているところは、あまりうまくいっていないような気がしますし、実際に引き継いだ後、うまくいかないことでしょう。伝統ある分野や業界だからこそ、身内への継承が当たり前になっていますが、その常識を打ち破って、血縁も越えて、本当にやりたい人にすべてを引き継ぐのが、全体にとって良い方向に行く気がしていました」

それを目の当たりにしていた黒田店主と出会って、本当に感動しました。

「だって、俺がもともとやりたくないのにやりはじめたから・・・(笑)」

そうやって本当か冗談か、今ではすっかり職人の顔となって、慣れた手つきで見事に下駄も仕上げてましたが、これまでの常識、伝統の価値観も良い意味で壊し、我ではないスタンスを貫いている黒田さんの姿は、本当に尊敬するものでした。

先祖代々、100年の家系の歴史を崩すのは容易なことではないと思いますが、そこになんの執着もなく、サラッと先を見据えている姿は、今後のあらゆる業界、企業から技術における「継承」において、とても重要なヒントが隠されているように感じます。

残念ながら、もう年内の展示会スケジュールは終了となってしまった黒田商店さん。

来年のスケジュールは、また正式に決まったらホームページに掲載されると思いますので、お近くで開催されていたら是非とも一度足をお運びくださいませ。

《黒田商店 2018年スケジュール》

ちなみに自分の履いている下駄は、4万円代から5万円前後。

決して安くはないですが、メンテナンスをしっかりやっていけば、長い人で18年間も同じ下駄を履いているそうです。

海外に行くと、うさと服はもちろんですが、この下駄への注目はもっと高いものになります。

すれ違う外国人、みんなが足元に視線が行き、注目の的となること間違いなしです。

ところで、黒田店主との話では、やはり話題となったは、さとううさぶろうさん。

黒田さんも、うさぶろうさんが、いくつになっても元気で活動されていることに非常に驚いていました。

そんな、うさぶろうさんの話題で盛り上がってお店を後にすると、都心のある場所でバッタリとさとううさぶろうさんに遭遇(笑)。

相変わらずのシンクロで驚きもしなくなりましたが、そんなうさぶろうさんは、ただいま歌のレッスン中のようです。



「生命交響曲 霊魂の歓びの歌」初演 この日、本当の自分が歌い出す

宮川昭夫作曲 清水浦安、愛宕なみ作詞
「生命交響曲 霊魂の歓びの歌」初演
この日、本当の自分が歌い出す

指揮 根本昌明 レーベンバッハ管弦楽団
ワンドロップ聖歌隊

2017年12月24日(日) 14:00開演(13:30開場)
さいたま市文化センター 大ホール

S席(指定) 7,500円  前売り 6,500円  会員前売り6,000円
A席(指定) 6,500円   前売り 5,500円  会員前売り5,000円
*未就学児の入場はご遠慮ください

チケットは、お電話、インターネット、全国のセブン-イレブン、ファミリーマート、ぴあでお求めいただけます!
Pコード:339813
http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1734937

主  催
NPO法人ワンドロップ・プロジェクト
TEL 03‐4291‐1845 FAX 03‐6740‐6106
mail: shinsei.fukko@gmail.com

200人もの聖歌隊(?)の中に、うさぶろうさんも混じって、12月24日のクリスマス・イブにさいたま市でコンサートが開催されます。

200人の聖歌隊の衣装は、すべて同じうさとの衣装。それは圧巻となると思います。

自分も行きたかった(同じ衣装を持っているので、むしろ参加してほしいと声がありましたが・・・)のですが、あいにく都合が合わずにいけませんが、ギリギリの告知ながらも、お近くで会場に行けそうな方がいたら、さとううさぶろうにも会えるので、是非とも遊びにいらしてくださいね。

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