縄文中期、当時の日本列島にいた縄文人の10分の1近くが八ヶ岳から富士山エリアに集結しており、八ヶ岳周辺は当時の首都であったとも言われています。

そんな縄文時代の集落遺跡が発掘されたのが、八ヶ岳南麓の長野県側、富士見町にある井戸尻遺跡

小さな縄文博物館が敷地内に併設されてますが、小さくても質が極めて高く、全国の縄文マニアが集まる場所です。



再現された当時の住居である竪穴式住居もあり、八ヶ岳南麓でもこの井戸尻遺跡周辺の風景はちょっと次元が違い、日本の原風景というか、何か懐かしさを感じる場所です。

近隣の地名には「乙事(おっこと)」や「烏帽子(えぼし)」という名前があります。

どこかで聞いたことがあるかもしれませんが、ジブリファンの方はご存知のように映画「もののけ姫」に登場する名前ですね。

実は、宮崎駿監督の山荘は、この井戸尻遺跡の近郊にあるとか・・・。

散歩中の監督を見かけたという人の声もよく耳にします。

ちょっと古代に意識を合わせたい時は、こういった縄文遺跡を訪れると心が落ち着いたりもします。

是非機会があれば一度訪れてみてくださいね。

井戸尻考古館

〒399-0101
長野県諏訪郡富士見町境7053

TEL 0266(64)2044 FAX 0266(64)2787


● 開館時間:午前9時~午後5時

● 休 館 日:月曜日・祝日の翌日・年末年始
(祝日は開館します。祝日が月曜日の場合は開館、その翌日が休館となりますので、ご了承下さい。)
          

 「入  館  料 」
一  般
団  体
大人(高校生以上)
300円
240円

小人(小・中学生)
150円
120円

※ 団体料金は20名以上、富士見町歴史民俗資料館と共通。

● 交  通: 鉄 道  JR中央本線信濃境駅下車 徒歩15分。

      自動車  中央自動車道小淵沢ICより信濃境方面へ6Km 約15分。

      国道20号線上蔦木信号より信濃境方面へ2Km上る 約5分。

カーナビの電話番号検索は 0266-64-2044